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万能馬と言えばアグネスデジタル

競馬のレースには、芝とダート(海外ではオールウェザーがある地域も)がありますが、この両方でGIを勝った馬はほとんどいません。 代表的な馬と言えばクロフネが連想されるのですが、アグネスデジタルも忘れてはいけません。

アグネスデジタルの父はCrafty Prospector、母父はChief's Crown。 アグネスデジタルは現役時代に大活躍を果たしましたが、とにかくGIもたくさん勝ちました。 まずはマイルチャンピオンシップを13番人気で勝利し、翌年も同レースを連覇、続く天皇賞秋では当時最強だったテイエムオペラオーを破り大金星。 次走香港カップでも勝利を果たし、ついには海外GI馬ともなりました。

年が明けてフェブラリーステークスも勝利して、ダートGI馬にも輝き、同年安田記念も優勝し、様々な種類のGIを6勝もしています。

引退後はビッグレッドファームで種牡馬入りし、重賞勝ち馬を何頭も輩出していて、カゼノコがジャパンダートダービーを勝利しました。 まだJRAのGIタイトルを獲得した馬がいないのは残念ですが、今後に期待したいです。 アグネスデジタル自身、様々な条件の下で勝ってきたわけですので、オールマイティーな活躍が見込める馬の登場も望まれます。