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競馬用語集 【競馬セブン・七騎の会】

競馬用語05: モンキー乗り
A: 鐙(あぶみ)を極端に短くした前傾姿勢で馬に乗る方法のことを「モンキー乗り」といいます。
木の枝に猿がまたがったように見えることからこう呼ばれるようになりました。御しにくい点はあるが、抵抗が少なく馬のスピードを出すことができるため、現在は騎手のほとんどがこのモンキースタイルのようです。
起源は、黒人の少年が我流で編み出したという説、デイリー・テレグラフによるネイティヴ・アメリカンの騎乗法を真似たという説がありますが、定かではありません。
いずれにせよ最初に採用したのは黒人騎手であり、18世紀のイギリス植民地時代から存在し、現地を訪れるイギリス人を驚かせていたようです。
保田隆芳氏(故人、元騎手、元調教師)が1958年に渡米したときに身につけて帰り、成績を上げたことで、それ以来、流行し一般化されるようになったと言われています。
日本ではモンキー乗り以前の騎乗法を「天神乗り」と呼ぶこともあります。
「天神乗り」は競馬用語22参照。

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