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札幌2歳S・小倉2歳Sを終えて
9月1日に札幌2歳Sが、9月2日に小倉2歳Sが開催されました。
それぞれデビューしたばかりの2歳馬が覇を競い合うレースで、若さを見せる馬もいました。
まず札幌2歳Sはデムーロ騎手が鞍上のクラージュゲリエが1番人気に推され、2番人気は田辺騎手のウィクトーリアでした。
ラバストーンがハナを奪いますが早々に下がっていってしまい、ナンヨーイザヨイが途中から先頭に立ちます。
ただナイママも徐々に前を目指す競馬となり、意外と入れ替わりが激しいレースとなりました。
最終的にはナイママとクラージュゲリエを6番人気のニシノデイジーが破る形で勝利を収め、見事勝浦騎手が久しぶりの重賞勝利を達成しました。
ニシノデイジーはデビュー戦では敗れていますが、その後は未勝利戦とこの札幌2歳Sを連勝し、将来に期待が持てそうです。
小倉2歳Sは1番人気が松山騎手鞍上のシングルアップで、この馬は新馬戦とフェニックス賞を連勝しています。
2番人気はルチアーナミノル、そして3番人気はファンタジストという形。
レースはチュウワフライヤーが引っ張り、エイシンノホシやファンタジストなども前目に付けます。
最終的に勝利したのは武豊騎手鞍上の3番人気馬ファンタジストで、人気薄のアズマヘリテージに対して1馬身4分の3差を付け完勝しています。
3着にはミヤジシルフィードが入っています。