種牡馬|競馬で口コミ評判が高いのは競馬セブン(七騎の会)

競馬をはじめる前に|競馬セブン(七騎の会):口コミ評判

最新記事

競馬用語集

エリザベス女王杯でラッキーライラックが復活

11月10日に京都競馬場で開催されたエリザベス女王杯は、牝馬最強馬を決めるレースといっても過言ではありません。アーモンドアイが出走していないのでやはり残念な感じも残りましたが、1番人気のラヴズオンリーユーなど有力馬も目白押しでした。 人気のラヴズオンリーユーは不調のデムーロ騎手が復活する兆しになれるか…という大事なレースでした。

デビュー戦からオークスまで4戦して負け無し、この成績であれば初めての古馬相手でも1番人気になって当然でしょう。 2番人気はラヴズオンリーユーが不在の秋華賞を勝ち、念願のGI制覇を成し遂げたクロノジェネシス。今回も引き続き北村友一騎手とのコンビで臨みました。そして3番人気は2歳時にGIを勝ち、その後も強い馬相手に善戦しているラッキーライラックです。

しかしなかなか勝ちきれないレースが続いていたので、今回は世界のスミヨン騎手に乗り替わり。それが吉と出るか凶とでるかはレースが終わってみるまで分かりません。 4番人気は前走の府中牝馬Sで非常に強かったスカーレットカラー、5番人気はセンテリュオ。展開次第ではどの馬が勝ってもおかしくはないレースだといえます。注目したいのは2年連続エリザベス女王杯で2着に入っているクロコスミアです。クロコスミアは2017年が9番人気、2018年がこれまた9番人気。今年は7番人気での挑戦でした。

レースがスタートすると、まず自分のペースでいければ強いクロコスミアがハナを切り、それに続いて1番人気のラヴズオンリーユー、フロンテアクイーンも前目につけます。しかし逃げるクロコスミアと2番手の差はどんどん開いていく一方で、3コーナーをカーブして4コーナーにかかる頃にはすでに5馬身ほどあったかもしれません。直線に向いて他の馬が追い出しても、クロコスミアの脚も衰えないのでなかなか抜かせそうにありません。しかしスミヨン騎手のラッキーライラックがうまく内から伸びてきてあっさりと勝利。

何とかクロコスミアは2着に粘り、3着はラヴズオンリーユーでした。 これでクロコスミアは3年連続同一GI2着。エリザベス女王杯はリピーターが多いレースと言われていますが、今後はクロコスミアのおかげでよりそうこういった風潮が強まるのではないかと七騎の会は考えています。 今回勝利したラッキーライラックは、阪神ジュベナイルフィリーズ以来のGI勝利となりました。オルフェーヴル産駒ですし、ラッキーライラックは早熟ではなかったのですね。